【施工事例】「師匠」との共演!お墓の土留基礎工事で、プロの『段取り』を学ぶ
2026年9月02日
こんにちは!片山石材の現場施工スタッフです!
先日、あるお墓の建立予定地で、新しいお墓を支えるための重要な「土留(どどめ)の基礎工事」を行ってきました。
お墓づくりは、上に見える石も大切ですが、それを何十年も支え続ける「基礎」が何より肝心です。
今回の現場は、僕にとって特別な一日になりました。
なぜなら、いつもお世話になっている「親方」、そして、その親方が技術を叩き込まれた「親方の師匠」お二人と、一緒に作業をさせていただけたからです!
まさに「プロ中のプロ」のお二人の背中を見ながら、僕は「手元(助手)」として参加しました。
1. 現場の始まり:
現場に到着し、まずは何もない更地の状態から始まります。

ここにこれから、強固な基礎を築いていきます。
師匠と親方が現場を見るだけで、瞬時にこれからの作業の流れが共有されているのが分かります。僕は、お二人の動きを邪魔しないよう、そして必要なものがすぐに手渡せるよう、気を引き締めました。
2. 掘削と砕石:基礎の「根っこ」を作る
まずは、基礎となる部分の土を掘り起こす「掘削(くっさく)」から。
師匠がスコップを握り、親方がそれに続く。お二人の無駄のない動きに、ただただ圧倒されます。
土を掘り終えたら、そこに「砕石(さいせき)」を敷き詰め、機械を使ってしっかりと締め固めていきます。
この「転圧(てんあつ)」という作業が、沈まない強い基礎を作るために不可欠です。
親方の手さばきは、機械の動きまでコントロールしているかのようでした。

3. 型枠と鉄筋:基礎の「骨組み」を作る
次に、コンクリートを流し込むための「型枠(かたわく)」を設置します。
この木の枠が、基礎の外形になります。
寸分の狂いもなく、真っ直ぐに、そして水平に設置される型枠。これもお二人の熟練の技です。

型枠の中に、基礎の強度を高めるための「鉄筋(てっきん)」を配筋していきます。
ただ鉄筋を並べるだけでなく、コンクリートが隅々まで行き渡るよう、そして最適な強度が出るよう、計算し尽くされた配置になっています。

4. コンクリート打設:いよいよ、形になる
準備が整い、いよいよコンクリートを流し込む「打設(だせつ)」の工程です。
師匠がスコップでコンクリートを誘導し、それを平らに均(なら)していく。

二人はお互いの動きを読み合い、流れるような連係プレーで、コンクリートが型枠を満たしていきます。
僕は、コンクリートを練ったり、運ぶバケツの準備や、周囲の片付けなど、お二人が一瞬も手を止めずに済むよう、必死に動きました。

そして、無事に打設が完了!
表面が驚くほど滑らかに、真っ直ぐに仕上げられています。
これが、新しいお墓を支える、強固な土留基礎の完成です!

学びと、これからの決意
今回の現場で、僕は本当に多くのことを勉強させていただきました。
お二人の作業を見ていて、何より「すごい」と感じたのは、「流れるような段取り」です。
一言も言葉を交わさなくても、次に誰が何をすべきか、どの道具が必要か、すべての工程が頭に入っていて、作業が一瞬も途切れることなく進んでいく。
それは、長年の経験と技術、そしてお互いへの信頼があるからこそできる、まさに「神業」でした。
「手元」として動いていた僕は、お二人の段取りの速さに追いつくのが精一杯。
でも、その中で、「どう動けば、作業がスムーズに進むのか」「プロはどこを見ているのか」を、肌で感じることができました。
「自分も頑張って、お二人のような流れるような段取りができるようになりたい!」
心からそう思いました。
師匠と親方が作ってくださったこの強固な基礎の上に、お客様の大切なお墓が建立される日まで。
僕は、今回の学びを胸に、さらに技術を磨き、現場で愛される石屋を目指して精進していきます!
親方、師匠、本当にありがとうございました!